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昨日は、初めて介護保険を使って、トレーナーの人が来てくれた。
若いトレーナーの人で、とても上手にパパと付き合ってくれたらしく、
パパは終わって「楽しかった!」と言っていたとのこと。
私の相談に乗ってくれている、ケアマネさんから
「新しいことをはじめるのは大変なことなんですよ。本当に良かったですね。
お父様を励まして差し上げてください」と言われたので、さっそく夜はご飯を一緒に食べようと思って実家へ向かった。
私はいつもと違い仕事から直行したのだけど、パパの様子が何となくおかしい。
私がまとった仕事のオーラを感じるらしく、それを好ましく思わないよう。
「お前は台所へ行って手伝え」とか、「偉そうにするな」と突っかかってくる。
パパは、残念だけど、娘が社会人として力を付けるとか伸びていくことを受け入れられない。典型的な男尊女卑な人だ。
ここだけは、とても残念に思う。私は自分なりにベストを尽くして頑張ってきてことに、理解もなければ、喜んでくれることもない。
私のことについては、興味がない、といったところ。しょうがないね。
認知症になりやすい性格ってもしかしたらあるのかしら。
見当識障害があるので、私のことがわかるときもあるし、わからないときもある。
パパは、正気の自分が壊れていく自分をわかっているという状況。これは本当につらいと思う。
パパは大変だと思うけど、とにかく命ある限り、学べることがあるはずだから、それを全うしてくれるのを見届けようと思う。
それが私のできることで、私がパパから学べること。
パパ、応援してるからね。