大変!パパが認知症になっちゃった!

認知症とはなんぞや?パパと一緒に日々新しい発見。

それから一か月

ママの状態が悪く、

パパが別宅(と呼んでいる)で暮らし始めて1か月が経ちました。

 

その間に一度3人で、公園を散歩する機会がありました。

 

なんとパパ、前より改善しているのよね。

 

これは本当にびっくりしたのだけど。

私の見立ては、たぶん家にいたときは、

いつママが出かけてしまうか、置いて行かれるのではないかという

不安感をパパは抱えていた。

 

どんなに好きな相手でも、24時間見張られるような状態では

さすがのママもストレス。

 

お互いにこすれることもあるわけで、家にいるからと言って

良いわけでばない。

 

よく老々介護殺人とかのニュースが流れてくると、

ママと「さもありなん」と話していた。

お互いに殺意を抱く状況が生まれるであろうことが

理解できる。

 

介護は、きれいごとではない。

本で書いてあることは、絵に描いた餅のことも多い。

 

私たちはラッキーなことに、人のサポートを受けられる。

もしこの状況になったのなら、

できるだけ国や行政、なんでも人の力を借りる事。

彼らはプロなのだから。

 

パパのまわりにはいつも誰かいる。

不満は、ママがいないことだけ。

 

規則正しい生活は、認知症の人には必須。

次の瞬間に何があって、自分がどこにいるのかが

あいまいになるのだから、

次に何が起こるかわかるということは、

彼らにとっては自分自身の確認にもなる。

 

ママがいないのはさみしいと思うけど、

パパのマインドがクリアになっていてうれしい。

 

パパ、見えるところには私たちはいないけど、

いつもいつもパパのことを考えているからね。

大丈夫よ!