私流の見当識障害(人)の対処方法
昨日の夜10時過ぎに非通知設定の表示から電話が掛かってきた。
パパだ。
パパ「お母さんがいないんだよ。どこ行っちゃったんだ??」
私「え?うちにいるよ。お風呂でも入っているんじゃないの?」
パパ「いや、いないんだよ」
(後ろでママが「あたしはここにいるでしょ(怒)」 とギャーギャー騒いでいる)
私「そこにいるみたいよ」
パパ「いや、いない。さっきからもう一人先輩がいるけど、 かあさんはいない」
ママのことがわからなくなってしまっているよう。
それも突然わからなくなってしまったようで、 パパはすごく混乱しパニくっていた。
しばらく電話でやりとりしていると、パパは突然
「あっ、かあさん。どうしたんだ?」
と脳内でつながったらしく、穏やかになった。
私「お母さんいたでしょ。大丈夫よ。」
パパ「そうだな。でもなんか変だ。突然わかんなくなった。 なんかおかしい。わかんなくなっちゃったんだよ。」
パパはわからなくなったことに不安になっていた。
すごく自分が壊れているようで、こわいんだろうな。
一番の薬は、安心してもらうこと。なので、 ちょっとひねりを利かせた変化球をパパに投げてみた。
私「パパ、大丈夫だよ。実はね、私もお母さんにはほんっと~ に苦労してるのよ~笑。 お母さん何言ってるかわからないじゃない?」
パパ「そうか~!お前も大変だな!」
このちょっとの会話で、パパはほっとしたみたい。 もちろんパパは自分がわからなくなることはわかっている。 けれども私の「安心して大丈夫だよ!」 という気持ちが届いたみたい。
ママに、「パパに『私も本当~にママには苦労してるのよ~』って言ったら、ほっとしたみたいで元に戻ったよ」というと、
「あなた!私に苦労してるってなんなの(怒)」だって。
ポイントはそこじゃないし!
ママ、しっかりしてよ!
パパも大変だね!
これからもいろんなことが起こると思うけど、パパ、 楽しくやっていこうね!