病気が進行したのではなく、周りの対処次第だった。
今日の夜のパパはすごく荒れた。
理由は簡単。ゴルフへ行ったから。
7時半に起きて、着替えて、ゴルフ場へ行き、ロッカーで着替えて、コースへ出る準備をして、ボールと手袋を準備して、自分が行くべきコースへ行き、・・・と、普通に健康ならばなんてことはない事も、パパにとっては永遠に続く作業に感じるでしょう。
4時過ぎに帰ってきた時点では、通常の日よりもより多くの情報をパパの頭は処理しているので、すでにオーバーヒート状態になっていることは簡単に予測がつく。
食事前には、ママのことが誰かわからなくなっていた。そしていつもより興奮していた。
状況だけ見たら、また認知症が進んだ、と考えてしまう。けれど、私は昨日からの活動を考慮すると、この2日間パパは必要以上に脳を酷使したから、混乱してしまった、それだけのような気がする。
対処法は、一日活動する日があったら、次の日は、脳が休息できる日に。
例えば、何か予定があるとしても、毎週決まっていて、自動的に何をするかわかること。
今日興奮しているのは、昨日もママと新しいところにランチに行き、今日は朝からゴルフ、という予定の詰め込みすぎが原因。
少しずつ脳細胞が少なくなるのであれば、残っている脳細胞が気持ちよく使えるような予定を組むことが大事なのね。
よくよく観察していると、面白いように、起こること、怒っている理由がわかるようになる。
夏くらいまでは、いつ爆発するかわからないから、私もおどおどしたりしていたけれど、今は理由がわかるようになったから、パパに対してもあまり感情的にならない。
Don't take it personal.
Take it easy.
パパ、案外楽に過ごせるようになるかもね。